情報セキュリティ事故についてご紹介します。
暗号化とは情報を一定の規則に従って組み替え、第三者が利用できないようにすることです。暗号化される前のデータを平文、暗号化されたデータを暗号文、暗号文を平文に戻すことを復号と呼びます。暗号化は「鍵」と呼ばれるビット列(1か0の数字で構成されたデータ)と、暗号化の対象となるデータを組み替える方式を定めたアルゴリズムを組み合わせて行います。このため、鍵の長さ(ビット長)で暗号の強度が変わってくる。暗号鍵の種類かには共通鍵暗号方式や公開鍵暗号方式があります。
暗号化と復号に同じ鍵を使う暗号方式です。発信元でのデータの暗号化と、受信先でのデータの復号に同一の鍵(共通鍵)を使用する。相手とはあらかじめ安全な経路を使って共通鍵を共有する必要があります。当事者以外には鍵を秘密にしておかなければならないことから、秘密鍵暗号方式と呼ばれることもあります。共通鍵暗号方式は、公開鍵暗号方式より暗号化と復号の処理が速くなるため大量データの暗号化に向いています。共通鍵暗号方式にはたくさんのアルゴリズムがありますが代表的なものに米IBMが開発したDESやAESなどがあります。
公開鍵と秘密鍵という2種類の鍵を使って暗号化を行います。公開鍵と秘密鍵はペアになっており、秘密鍵は暗号化されたデータを受信する本人しか持てませんが、公開鍵は誰にでも渡すことができます。送信者は受信者の公開鍵を使ってデータを暗号化して送り、暗号化されたデータは秘密鍵でしか復号できないためその内容は受信者にしか分かりません。共通鍵暗号方式に比べ暗号化と復号の処理が遅いという欠点があります。また公開鍵暗号方式は、そのデータの発信者が間違いなく本人であることを証明する電子署名にも利用されています。公開鍵暗号方式は米RSAセキュリティが開発したRSAが代表的です。
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